こんにちは♪
今回は、Norton Justerさんの文、Chris Raschkaさんのイラストによる絵本『The Hello, Goodbye Window』をご紹介させていただきます。
本について
『The Hello, Goodbye Window』は、表紙の色合いからも伝わってくるように、とっても明るくて、温かくて、元気いっぱいな絵本です。2006年のコールデコット賞を受賞した作品でもあります。
YL 1.8~2.2程度 語数 873語 Lexile: AD670Lです。
絵本の内容のご紹介
この表紙に描かれている女の子の一人称で文が書かれています。
この日、女の子は、お父さんとお母さんが用事のため、表紙に描かれているおばあちゃん(Nanna)と、おじいちゃん(Poppy)のお家でお泊りするためにやってきました。
NannaとPoppyのお家は、とっても大きいお家。そのお家のキッチンにある窓、これが"Hello, Goodbye Window"です。
NannaとPoppyがたいてい見えるこの窓は、とっても特別な窓。その窓を女の子がトントンと叩いた後に隠れていたずらしたり、窓に顔を押し付けておどかしたり・・・。
NannaとPoppyだって負けていません。変なお顔をして笑わせたり、いないいないばあをして遊んでくれたりもするのです。
暗くなれば、窓にお顔の反射が映って、またそれをもとにお話ししたり、遊んだり・・・。夜になれば、窓から星の数を数えたり・・・。そして朝になれば、その窓からおはようのご挨拶をしたり・・・。
この窓を中心に、女の子と、NannaとPoppyの明るくて、楽しくて、温かい、1日の交流が描かれています。大胆に描かれたイラストですが、女の子や、NannaやPoppyの行動は微細に表現されていて、それぞれの場面が目に浮かぶような記述が楽しめます♪
もし気になれば、ぜひぜひ、ご自身で楽しんでみてくださいね♪
ちなみに、この本の和訳は『こんにちは さようならのまど』の邦題で出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます♪
最後に
このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬