こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Arnold Lobelさんが描く20の寓話絵本をご紹介させていただきます。
1981年のコールデコット賞を受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、数々の名作を世に送ってこられたArnold Lobelさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Fables』です。
YL 3.0~4.0程度 語数は5,376語 Lexile: 540Lの本です。
本の内容のご紹介
『Frog and Toad Are Friends』や『Days with Frog and Toad』等、日本でも有名な名作を数々送り出したArnold Lobelさんによる、動物を主人公にして教訓を含んだ寓話集です。
この本に収録されているのは、20の寓話。
いずれも、見開き2ページの片面に挿絵が、もう片面に寓話と、最後に一言で教訓が書かれている構成をとっています。
- たまには普段の行動から変えてみることを示唆した"The Duck and the Fox"のお話、
- 自分とは違うものを演じることの難しさを書いた"The Hen and the Apple Tree"のお話、
- あまりに大きな期待は大きな失望にも繋がる可能性があることを描いた"The Frogs at the Rainbow's End"のお話、
- 誰かを愛することはそれだけで価値のあることを書いた"The Ostrich in Love"のお話、
- 自分自身が楽しいと思えることを追求することが満足に繋がることを教えてくれる"The Camel Dance"のお話、
- 子どもは親の鏡であることを示した"The Bad Kangaroo"のお話
等々、読み応えのあるお話ばかりです。
Arnold Lobelさんが描く絵は、やっぱり温かみがあって素敵ですね。
Frog andToadシリーズ等が好きな方には、絵を見るだけでも満足できるのではないでしょうか。
Lobelさんの世界観が気になれば、是非、チェックしてみてください!
最後に
この本には、『ローベルおじさんのどうぶつものがたり』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
Arnold Lobelさんの絵本としては、以下の本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、リンクをクリックしてみてくださいね!
この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他のコールデコット賞を受賞した作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。
erelc.hatenablog.comerelc.hatenablog.com
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬