こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、ユーモアたっぷりのオチがとにかく最高! な絵本をご紹介させていただきます。1972年にコールデコットオナー賞を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介するのは、Ryan, Cheli Duránさんが文を、Arnold Lobelさんがイラストを手掛けた絵本、『HILDILID'S NIGHT』です。1972年にコールデコットオナー賞を受賞した名作絵本です。
YL 1.0~1.4程度、語数は441語の本です。
本の内容のご紹介
Hexhamという場所のある丘の頂上に、Hildlidという名前の年老いた女性がいました。
Hildlidさんは夜が大嫌い。
夜を追い払うことができれば、と心から願っています。
そして、ほうきで夜を追い払ってみますが、何も変わりません…。
Hildlidさんは諦めず、袋を縫って、その袋に夜を詰め込もうとしますが、
それも上手くいきません…。
大鍋で夜を煮ても、夜を縛り上げても、夜をハサミで刈り込んでも、
夜をベッドの中に押し込んでも、夜を井戸の中に落としても、
夜に子守唄を聞かせても、夜にミルクをあげても、
やっぱり、夜はそこにいたままです…。
夜と格闘したHildlidさんはもうクタクタです…。
そして、この後…。
最後のオチがとにかく最高ですので、気になれば、残りは
ご自身で楽しんでみてくださいね!
白黒の版画で味わい深い世界観を表現したArnold Lobelさんの
イラストも最高です。
最後に
この本には、『よるのきらいなヒルディリド』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
Arnold Lobelさんの絵本としては、以下の本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、リンクをクリックしてみてくださいね!
また、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。
もしご関心があれば、以下の記事に、過去のコールデコット賞作品の紹介もありますので、合わせてチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬