タドキストによる英語多読ブログ

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アメリカに留学に来たSamornは母国に帰るべきか心を悩ませるが… CPTシリーズLevel 1『Come Home』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、アメリカの大学に留学に来て、祖国に帰るべきか葛藤を抱えた学生の心境をえがいた、Cengage Page Turners(CPT)シリーズの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Sue LeatherさんJulian Thomlinsonさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Come Home』です。

 

YL 1.2程度 語数は3,558語 

シリーズ:Cengage Page TurnersのLevel 1(CPT1)【200語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

弁護士を目指して母国タイから単身アメリカのBrenton Collegeへ留学に来ていたSamorn

 

アメリカでの新生活が始まったばかりのSamornには友達もいなく、英語での勉強にも苦労し、さらにはタイのように暖かな気候でない点でさえも心細く感じていた

そして極めつけは、タイに残してきたボーイフレンドのLek

 

心細いSamornは、残り4年間の生活に不安を感じ、Lekの待つタイに帰りたい気持ちに駆られていた。LekもSamornの帰国を待ちわびていた。

 

悩むSamornは、学生相談を担当するSaunders教授のもとを訪ね、不安を吐露する

Saunders教授は、まずは1か月頑張ってみれば状況が変わることを伝えるが、1か月は我慢できないと感じたSamornは、とりあえずは1週間頑張り、その後タイに帰ることを決める…。

 

ところが、その夜、同じ寮に住むYing-Chuからクラブに踊りに行かないか誘いを受ける。迷ったSamornだったが行くことを決め、そのクラブでは思いがけず楽しい体験をすることができた。

 

そして授業が本格的に始まると、また新しい変化が起こった。

Harrisonというクラスメートと一緒にプレゼンの課題を進めるうちに、Harrisonという新しい友達もでき、英語への不安も少し払拭されたのだった。

 

この経験を経たSamornは、Lekにやっぱり1か月頑張ることを伝えるが…。

 

新しい環境での不安を抱きながらの生活と、遠距離になった恋愛模様を描いた読み応えのあるストーリーになったGraded Readerです。

 

なお、CPTシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。

www.cengage.com

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

CPTシリーズとしては、以下の本もご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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