こんにちは♪
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、昔懐かしい中国を舞台にした絵本をご紹介させていただきます。表紙を見れば、日本語版で見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
本の情報
今回ご紹介するのは、Claire Huchet Bishopさんが文を、Kurt Wieseさんがイラストを手掛けた絵本、『The Five Chinese Brothers』です。
初版が1938年という、今から85年ほど前に刊行されたクラシックな絵本です。
YL 1.4~2.0程度 語数 1,055語 Lexile: 600Lの絵本です。
本の内容のご紹介
昔々、中国にそっくりな5人の兄弟が、お母さんと一緒に暮らしていました。
この5人の兄弟、それぞれにすごい特技を持っていました。
一番上のお兄さんは、海の水を飲みこむことができました。
二番目は、鉄のような固い首を持っていました。
三番目は、足をどこまでも伸ばすことができました。
四番目は、絶対にやけどをすることはありませんでした。
末っ子の五番目は、息をどこまでも止めることができました。
毎朝、一番上のお兄さんは美しく珍しい魚を釣って市場に売っていたのですが、ある日、一人の少年がやってきて、一緒に釣りに連れて行ってほしいと懇願します。
一度は断ったお兄さんでしたが、頼み込まれたため、自分の言うことを聞くことを条件に釣りに連れて行ってあげることに。
しかし、このことがきっかけとなり、5人の兄弟に絶体絶命のピンチが訪れます…。
果たして、この後、どのようなことが起こったのでしょうか…?
気になれば、ご自身の目で確かめてみてくださいね!
今の時代の感覚からすると、コンプライアンスの点で大丈夫かなと感じる箇所もあります。昔の絵本って、結構、大胆な記述がありましたよね。
最後に
この本には、『シナの五にんきょうだい』のタイトルで和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
このブログでは、これまでもクラシックな絵本をご紹介しています。よろしければ、合わせてご覧ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬