こんにちは。
今回は、イギリスで出版された絵本に授与される名誉ある賞、ケイト・グリーナウェイ賞に1970年に輝いた、のんびり、ゆったりと、読み聞かせに相応しい英語の絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、数多くの名作を世に残されて2019年に亡くなられた、日本でもファンの多い、イギリス人児童作家・イラストレーターのJohn Burninghamさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Mr. Gumpy's Outing』です。1970年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞した名作です。
YL 0.8~1.2程度 語数は263語です。
本の内容のご紹介
川の近くに、家とボートを所有するガンピーという名前の男性がいました。
ある日、ガンピーさんは、ボートに乗ってお出かけします。
すると、そのボートに"May we come with you?"(一緒に乗ってもいい?)と、2人の子どもがやってきました。
ガンピーさんは、"Yes, if you don't squabble."(いいけど、けんかはしちゃだめだよ)と言って乗せてあげます…。
3人乗ったボートで川を下っていると、次にうさぎさんがやってきて、「一緒に乗ってもいい?」と尋ねてきました。
ガンピーさんは、「跳びはねたりしちゃだめだよ」と言って乗せてあげます…。
4人乗ったボートで川を下っていると、次にやってきたのは、猫。
そしてその次は、犬。それに、豚、羊、鶏、牛、ヤギも…。
たくさん乗り込んだボートは、この後たいへんなことに…。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
左のページは白黒で、右のページはカラーで、優しく、温かいタッチでイラストが描かれています。
ほのぼのと温かい絵本で、陽だまりの中で読みたくなるような絵本です
最後に
この作品には、『ガンピーさんのふなあそび』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、このブログでは、「ケイト・グリーナウェイ賞って何?」という記事の中で、他にもケイト・グリーナウェイ賞受賞作品をご紹介しています。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね♪
あと、この本以外でもJohn Burninghamさんの絵本を紹介した記事もありますので、もしご関心があれば合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!