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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、ねずみの父さんAnatoleを主人公にした古典的な英語絵本の続編で、2年連続でコールデコットオナー賞受賞に至った絵本をご紹介させていただきます。
1958年のコールデコットオナー賞を受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Eve Titusさんが文を、Paul Galdoneさんがイラストを手掛けた絵本、『Anatole and the Cat』です。
1958年のコールデコットオナー賞を受賞した名作で、表紙に銀メダルが輝いています。
YL 2.0~2.5程度 語数は1,940語の本です。
本の内容のご紹介
ねずみのAnatoleは、奥さんと6人の子どもと一緒にパリ近郊の小さな家に暮らしていました。
Anatoleの仕事は、Duvalさんのチーズ工場でチーズの味見をすることで、副社長の役職でもありました。
ただ、Anatoleがネズミであることは、チーズ工場の社長のDuvalさんを含め誰も知りません。
ある夜、相方のGastonと一緒にチーズの味見をしていたら、上の階から猫の足音が聞こえてきました…。
一番聞きたくない動物の足音を耳にして以降、AnatoleもGastonも気が気ではありません…。
チーズの味見に集中できず、自転車に乗って家に帰ることにしました…。
翌日、チーズ工場ではAnatoleが残したミスだらけのチーズ評価のメモで大騒ぎ。
Duvalさんは、Anatoleにメモを通して何か問題があったか尋ねてみることに…。
一方、Anatoleは、猫の首の周りに鈴をつけることを考えます。
そうすることで、猫が近づいてきたことが音でわかるからです。
しかし、猫の首に鈴をつけるなんて、命がけの行為です。
果たして、この後、Anatoleは猫の首に鈴をつける行動にでるのでしょうか…?
この続きが気になれば、是非、ご自身で確かめてみてくださいね!
最後に
この本の前編となる『Anatole』は、以下の記事でご紹介したことがあるので、ご関心があれば、合わせてどうぞ!
また、この本のイラストレーターのPaul Galdoneさんの本として以下もお薦めです!
この絵本は、コールデコットオナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他にも、この作品とほぼ同時期に受賞を受けたコールデコットオナー賞作品について紹介した、以下の記事があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬