こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、児童文学作家Roald Dahl生涯を知ることができる英語児童書をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、True Kelleyさんが文を、Stephen Marchesiさんがイラストを手掛けた英語読本、『Who Was Roald Dahl?』です。
元々は、アメリカの子ども向けに書かれえたシリーズの本ですが、日本では多読用として人気のあるシリーズです。
YL 2.8~3.8程度 語数は7,046語 Lexile: 670L
シリーズ:Who Was...の本です。
本の内容のご紹介
『Charlie and the Chocolate Factory』や『Danny and the Champion of the World』、『The BFG』、『Fantastic Mr. Fox』等々、挙げればキリがないほど思い浮かぶRoald Dahlのお話。
本書は、世界中に愛好家がいるといっても過言ではないRoald Dahl氏の生涯を豊富な挿絵とともにまとめた英語の伝記です。
Roaldの母親が素晴らしいストーリーテラーであったこと、きょうだいの中で男の子一人ということもあり大切に育てられたこと、幼い時に一番上の姉と父を相次いで亡くすという悲しい出来事があったこと等の生い立ちがまず書かれています。
そして、通っていた学校の理不尽さに嫌気がさし、全寮制の学校に通ったこと、そこでひどいホームシックにかかったこと等の学校生活、第二次世界大戦が始まり、志願して戦闘機のパイロットになり、ドイツナチス軍の戦闘機と戦ったこと等までの、作家となるまでの半生が本書前半に書かれています。
その後、37歳の時に27歳のアメリカ人女優Patriciaと結婚し、娘のOliviaが誕生し、その後も子どもをもうけて幸せな生活を謳歌できたこと、そして自分の子どもができたことが児童作家としてのキャリアをスタートさせることにつながったこと等が書かれています。
通して読んでみると、Dahlの人生は決して順風満帆ではないことが分かります。
成功ばかりではなく、家族の死や自らの事故、作家として評価されない時期等があったことが分かります。
また、好きなことには恐れず果敢に挑戦していく性格だったことは、戦闘機のパイロットに志願してなるところからも分かるところです。
Dahlのあの個性的な作品はどのようにして誕生したのだろうと前々から不思議に思っていたので、その一端を知ることができる本として興味深く読めました。
Dahl作品がお好きな方は特に楽しく読めると思います!
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
本書の関連本として、Roald Dahlが書いた『チャーリーとチョコレート工場』のWilly Wonkaを中心にRoald Dahlの生涯を扱った英語の児童書もあります。
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬