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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Roald Dahlの創る魔法の世界『James and the Giant Peach』のお話を簡略化された英語で楽しめるGraded Readerをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する本は、Roald Dahlさんによる原作を、1,000語レベルの英語(=中学校3年~高校1年程度で学ぶ語彙レベル)の易しい英語で簡略化したGraded Reader、『James and the Giant Peach 』です。
YL 3.0~3.2程度 語数は9,146語
シリーズ:Penguin Readers Level 3 (PR3)【1,000語レベル】の本です。
本の内容のご紹介
不思議なももに乗って、少年の大冒険が始まる!
Roald Dahlらしい、想像力とユーモアに富んだ作品の簡略版Graded Readerです。
両親を亡くし、いじわるな伯母2人にいじめられていた少年James。
ある日、彼の前に不思議な緑の粒が現れ、それをきっかけに庭の木にももが実ります。
そのももはどんどん巨大化し、かつて見たことのないような桃が実りました。
その桃を見世物にして伯母たちが金儲けを始める中、Jamesは桃への入口を見つけます。そして、中にはムカデやミミズや蜘蛛やバッタといった、しゃべる虫たちがいたのです…!
個性的な仲間たちと一緒に、Jamesたちの入った桃は転がり、海へと転落し、サメに襲われ、500羽以上の鳥の首にひもを結び付けて空を飛び、雲の上を旅します。
そして、着いた先は、高層ビルが立ち並ぶニューヨークでした…。
想像力あふれる世界観と、ユーモラスでちょっと奇妙な展開がクセになる一冊。
困難に立ち向かう勇気や、仲間との絆の大切さが描かれ、子どもはもちろん大人も楽しめます。
本作は1996年にストップモーションアニメ映画『ジェームズと巨大な桃』としても公開され、独特の映像美と音楽で話題になりました。
日本語版は**『ジェームズとふしぎなもも』(石井桃子 訳、評論社)**として出版されています。読みやすい訳文で、英語が苦手な方でも物語の魅力を存分に味わえます。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
本書の原作に挑戦したい方は、以下『James and the Giant Peach』からどうぞ!
また、この本には、『おばけ桃が行く』の邦題で和訳版も刊行されています。
また、この作品は1996年に『ジャイアント・ピーチ』として映画化もされています。
今回ご紹介した本は、Penguin Readers(PR)シリーズの中の1冊です。
Penguin Readersの図書で、他の本も紹介した記事もありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬