こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、西アフリカに伝わる伝説をえがいたコールデコット賞受賞作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する絵本は、Verna Aardemaさんが文を、Leo & Diane Dillonさんがイラストを手掛けた絵本、『Why Mosquitoes Buzz in People's Ears』です。
1976年のコールデコット賞を受賞した名作です。
表紙にコールデコット金賞のメダルが輝いていますね。
YL 2.0~2.5程度 語数は1,219語 Lexile: 770Lの本です。
本の内容のご紹介
ある朝、一匹の蚊がイグアナを見つけて、あるお話をしました。
イグアナは、そのお話が信じられないし、くだらないと思い、もう聞こえないように、耳に枝を入れて歩きます。
そして、イグアナは仲良しのパイソンに出会いました。
でも、パイソンに挨拶されても、耳が聞こえないイグアナは、挨拶を無視して歩き
去ってしまいます…。
それを見たパイソンは、イグアナは何か自分にいたずらを企てているに違いないと思い、巣穴に隠れます。
すると、巣穴にいたウサギはパイソンが入ってきたことに大慌てして、外に飛び出します…。
今度はそれを見たカラスが何事か起こったと思って…。
騒動はどんどん大きくなり、アフリカの動物たちが大混乱に陥ってしまいます。
混乱を鎮めるために、百獣の王ライオンが原因を調査することに…。
そして…。
西アフリカに伝わる、蚊がなぜ耳元でブンブン音を立てるのか、その起源を示す民話を、アフリカの雰囲気たっぷりのイラストで描いた絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『どうしてカは耳のそばでぶんぶんいうの?―西アフリカの民話より』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他のコールデコット賞を受賞した作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬