こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、アーサー王伝説の一人Merlinをえがいた、Oxford Dominoes (ODM)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Janet Hardy-Gouldさんによって書かれたGraded Reader(段階別図書)、『Merlin』です。
YL 0.9程度 語数は1,458語 Lexile: 440L
シリーズ:Oxford Bookworms DominoesのQuick Starter (ODM0)【250語レベル】です。
本の内容のご紹介
アーサー王伝説の中の魔法使いMerlinについて、250語レベルに制限された語彙で書かれた英語読本です。
Princess Adhanの息子であったMerlinは、ウエールズにあるお城に暮らしていました。
父親が戦いに出ていて不在であるMerlinの唯一の友人はカエルで、よくそのカエルに話しかけていました。
しかし、そんな姿を見てMerlinをいじめていたのがMorfranとArwelという2人の男子。
Morfranの母親は魔法の力をもつCeridwenで、恐れられていた存在でもありました。
ある日、Merlinが夢の中で父親からお告げを聞きます。
次にいじめられた時には、森にある一番大きな樫の木を探しに行きなさい、と。
そして、実際にそこに行ってみると、一軒の小屋を見つけます。
そしてその小屋では、CeridwenとMorfranが、最初に飲んだ人に魔法の力を与えるという薬を作っていたのです…。
Merlinは、その薬を思わぬ形で口にすることになりますが…。
果たして、この後…。
アーサー王伝説とは、欧米ではよく知られたお話ですが、日本ではそこまで馴染みがないと思います。
欧米では有名なMerlinの話を扱ったためか、本書には背景記述がないため、英語というよりも最初に設定を掴むのに苦労される方もいるかもしれません。
アーサー王伝説に馴染みのある方、興味のある方にお薦めできる英語読本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本は、ODMシリーズですが、以下の記事からこのシリーズの特徴や、このブログでご紹介したタイトルを一覧で見ることができます。
ODMシリーズとしては、以下の本などをご紹介したことがあります。気になれば、合わせてどうぞ!
この本以外にも、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!