こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、月の明かりで寝る前の夜のひと時を楽しむ子どもたちの姿を、美しく、生き生きと描いた英語絵本をご紹介させていただきます。1974年にコールデコット賞を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Harve Zemachさんが文を、Margot Zemachさんがイラストを手掛けた絵本、『Duffy and the Devil』です。
1974年のコールデコット賞(年間最優秀絵本に授与される賞)を受賞した作品です。
YL 3.0~4.0程度 語数は2,260語 Lexile: 860Lの本です。
本の内容のご紹介
イギリスの地主であるラヴェル氏には妻がおらず、お手伝いのジョーンおばさんが身の回りのお世話をしていた。
しかし、ジョーンおばさんは目が弱くなってしまい、家事をこなすのが困難になってしまった。そこである日、ラヴェル氏は新しいお手伝いを探すために町に出かけることにした。
その道中、ダフィという若い娘を役立たずと、ほうきで追いまわしている女性と出会う。何でも、ダフィは家事をしないで一日中男と遊んでいるというのだ。
一方、ダフィは仕事をしているのに認めてもらえないと涙ながらに語り掛けたのだ。
ラヴェル氏は、ダフィを引き取って家に連れて帰ることにした。
家に着くと夕食を食べさせてもらい、その後は屋根裏で糸を紡いでダフィ氏の靴下などを作るように指示される。
しかし実際は裁縫などできないダフィは、「こんな仕事は小悪魔がやってくれればいいのに」と愚痴る。すると、どこからか小悪魔が現れ、ものの数分で高品質の靴下を作り上げる。
そして、三年間はダフィの代わりに裁縫をするが、三年たってもこの小悪魔の名前が分からなければ、ダフィを連れ去るという…。
この「コーンウォール版ルンペルシュティルツヒェン」のお話の結末はいかに…?
もし気になれば、1974年のコールデコット賞に輝いたこの作品を読んでみてくださいね!
最後に
Margot Zemachさんの他の名作としては、以下の本をご紹介したことがあります。
この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬