こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、世界で初めて熱気球が飛んだ時のお話を、ユーモアたっぷりに、ほぼ事実に基づいて(?)描いた絵本をご紹介させていただきます。2006年のコールデコット・オナー賞を受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Marjorie Pricemanさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Hot Air: The (Mostly) True Story of the First Hot-Air Balloon Ride』です。
2006年のコールデコット・オナー賞を受賞した名作です。
YL 0.6~1.0程度 語数は324語 Lexile: AD610Lの本です。
本の内容のご紹介
1783年。
フランスのパリはベルサイユ宮殿で多くの人が見守る中、モンゴルフィエ兄弟が成功させた初の熱気球による飛行。
そこに乗ったのは、アヒルと、羊と、鶏でした。
空中に高く上がった熱気球に向けて少年が弓矢を放ったり、風で洗濯物が吹き飛んできたり、鳥が熱気球にくちばしで穴を開けたりして、乗っていたアヒルと、羊と、鶏はもう大変!!
そんな3匹の熱気球での冒険の様子が、文字をほとんど使わずに、イラストのみで「読ませて」くれます。
副題が"The (Mostly) True Story of the First Hot-Air Balloon Ride"となっているように、初の熱気球による飛行を、「ほぼ」事実に基づいて、ユーモアたっぷりに描いた絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『熱気球はじめてものがたり』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせて紹介させていただきます。
また、この本の作家、Marjorie Pricemanさんの作品として、以前、以下の本もご紹介したことがありますので、よろしければどうぞ。
この絵本は、コールデコット・オナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬