こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、年に一度の家族との再会の喜びを美しいナラティブで描き上げた絵本をご紹介させていただきます。2020年のコールデコット・オナー賞を受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Kelly Starling Lyonsさんが文を、Daniel Minterさんがイラストを手掛けた絵本、『Going Down Home with Daddy』です。
2020年のコールデコット・オナー賞を受賞した名作です。
YL 2.0~2.5程度 語数は1,174語 Lexile: 660Lの本です。
本の内容のご紹介
朝も明けきらず、夜空が覆う中、お父さんとお姉ちゃんと一緒に車に大きな荷物を積み込んで乗り込む。
道中、お姉ちゃんは眠っているけれど、ぼくは嬉しくて寝られない。
だって、もうすぐで、大好きなおばあちゃんと会えるから。
しばらくすると、見慣れた景色が目に入ってきて、そこにはおばあちゃんが。
車から降りたぼくたちを大きく包んで抱きしめてくれた。
次々に家族が集まってきて、ぼくたちはいとこたちと一緒に子ども同士で遊ぶ。
食事の時間はみんなで集まってワイワイ食べる。
日曜日には教会に行ってお祈りをして、先祖への感謝も捧げる。
そして、帰る日がやってくる…。
一年に一度の家族との再会の日。
日本でいえば、お盆や年末年始のようなものでしょうか。
家族との再会の楽しみや、自分の原点や大切な思いを再確認する。
そんな贅沢な時間が、少年の1人称のナラティブで美しく描かれています。
コラージュのイラストも秀逸です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この絵本のように、家族との再会を描いた絵本として下の絵本もあります。この本よりもっと陽気で明るい雰囲気の絵本です。きになれば、合わせてチェックしてみてくださいね!
この絵本の著者のKelly Starling Lyonsさんの作品として、ガイゼル・オナー賞を受賞した本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ。
また、この絵本は、コールデコット・オナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬