こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、禅のこころをえがいた、コールデコットオナー賞を受賞した絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Jon J. Muthさんが文とイラストを手掛け、2006年のコールデコットオナー賞を受賞した絵本『Zen Shorts』です。
YL 2.0~2.4程度 語数は1,183語 Lexile: 540Lです。
本の内容のご紹介
ある日、小さな男の子Karlは窓の外に何かを見つけます。急いで、お兄ちゃんのMichaelを呼び寄せてみると、そこには、赤い傘を持ったパンダが座っていたのでした。
家の外に出てみると、すでにお姉ちゃんのAddyも、そのパンダのそばにいました。
このように、不思議なパンダとの出会いを果たした3人の子どもたちでしたが、これから、3人は、パンダからお話を聞くことで、禅のこころを知ってゆく、というお話になっています。
まず最初にパンダからお話を聞いたのは、Addy。Addyは、"Uncle Ry and the Moon"というお話を聞き、人に与えるこころを知ることになります。
次の日にはMichaelがパンダのもとを訪れ、"The Farmer's Luck"というお話を聞き、ものごとの流れについて知ることになります。
そして次の日にはKarlがパンダのもとを訪れ、"A Heavy Load"というお話を聞き、ものごとに執着することの愚かさを知ります。
具体的なお話は、ぜひ、この絵本を読んでチェックしてみてくださいね!
どれも、心にしっくりくるお話になっています。
日本人にはなじみのある禅のこころを、英語の絵本を通して読んでみるのもいいですね!
最後に
ちなみに、この本には『パンダのシズカくん 』の邦題で和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
ちなみに、このブログでは、他にもコールデコット賞作品を紹介した記事があります。もしご関心がありましたら、合わせてチェックしてみてくださいね♪
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬