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今回は、著名な推理作家の生涯を平易にえがいた、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、John Escottさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Agatha Christie, Woman Of Mystery』です。
YL 2.6~2.8程度 語数は5,955語 Lexile: 660L
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 2(OBW2)【700語レベル】です。
本の内容のご紹介
名探偵Hercule Poirotのシリーズ等で世界的に著名なイギリス出身の推理作家Agatha Christieの生涯を平易にえがいた本である。
本書を読めば、Agatha Christieは何も最初から華々しい作家の道を歩んできたわけではないことがわかる。
小説を書き始めたのは、母の勧めもあり18歳の頃からであったが、最初の頃はどの出版社に送っても全く相手にされなかった。
新たな着想を得るたびに小説を書いてみるが、どの小説を送っても出版に辿り着くことはできなかったのである。
一方で、その頃は花の女ざかり。
あまたの男性から言い寄られ、最初の夫となるArchibald Christie大尉とはダンスパーティーで知り合った。
愛し合って結婚をするものの、時は第一次世界大戦。
Archibaldは徴兵され、その間Agathaは病院の薬剤師として勤めることになる。
しかし、これが彼女に毒薬の知識を与え、後の推理小説の大成功の礎となるの
であった。
やがて、"The Mysterious Affair at Styles"で推理作家のデビューを果たす。
本書では、こういった推理作家に至るまでの経緯に加え、その後のArchibald大尉との離婚のこと、中東へ旅行中に出会った14歳年下のMaxとの再婚のこと、イギリス女王と会い、Dameを叙勲したこと、そして彼女の小説は今や40以上の言語に翻訳され世界中で読まれていること等が書かれている。
また、かの有名な「Agatha Christie失踪事件」のことにもふれられている。
英文はGraded Readersを数多く手掛けるキャリアをお持ちのJohn Escottさんによって読みやすくまとめられています。
"Woman of Mystery"の生涯をお気軽にどうぞ。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!