こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、無口で内気な少年が、ある出会いとともに変容していく様子を描いた素敵な絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Gwen Straussさんが文を、ケイト・グリーナウェイ賞など多くの受賞歴があり、日本でもファンの多いAnthony Browneさんがイラストを手掛けた絵本、『The Night Shimmy』です。
YL 1.2~1.6程度 語数は507語です。
本の内容のご紹介
話すことが好きではない無口なEricは、友人からも馬鹿にされていました。
けれど、EricにはNight Shimmyという秘密の友人がいます。
黒い帽子とマントに身を包んだNight Shimmyは、Ericの思いを代弁してくれるし、大好きな本を選んでくれるし、怖い動物も追い払ってくれます。
そう、妄想の中で友人に支えてもらっていたのでした。
そんなEricに対して、一人だけ馬鹿にしないMarciaという女の子がいました。
ある日、EricはMarciaと一緒にリンゴの木に登ったり、Maricaのオウムの凧をあげたりして、日が暮れるまで存分に楽しみます。
でも、この夜、EricのもとにNight Shimmyは現れてくれません…。
心の支えがいなく、不安でいっぱいになり焦るEricでしたが…。
Maricaとの出会いで変容してゆくEricの姿が印象的に描かれた素敵な絵本です。
もし気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『ナイトシミー―元気になる魔法』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、このブログでは、Anthony Browneさんの絵本をいくつか紹介したことがありますので、以下でご紹介させていただきます。Anthony Browneさんが好きな方は、全部揃えたくなりますよね! 以下のまとめ記事もあります!
また、ケイト・グリーナウェイ賞とは何?と思われる方は、それを説明した記事もあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!