タドキストによる英語多読ブログ

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今から80年以上も前に刊行された、スコットランドを舞台にしたコールデコット・オナー賞作品『Wee Gillis』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、初版は1938年に刊行された、スコットランドを舞台にした名作絵本をご紹介させていただきます。1939年のコールデコット・オナー賞を受賞した作品です。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Munro Leafさんが文を、Robert Lawsonさんがイラストを手掛けた絵本で、1939年にコールデコット・オナー賞を受賞した、Wee Gillisです。

 

YL 1.6~2.0程度  語数は1,186語の本です。

 

本の内容のご紹介

Wee Gillisというスコットランドに暮らす少年がこの本の主人公。

 

彼の母方の親族は低地地方に住み、毛の長い牛を放牧して暮らしていた。

一方、父方の親族は高地地方に住み、牡鹿を仕留めて暮らしていた。

そして、お互い相手の暮らしぶりを小馬鹿にしていた。

 

Wee Gillisはまず低地地方に行き、1年間を母方の親族の元で暮らすことにした。

慣れない牛の放牧を行い、ある霧の日に声を出しても牛を集めきれなかった時に、親族からは「声が小さいからだ」と非難された。

この件を機に、Wee Gillishは大きな声を出し、肺は強く鍛えられた。

 

低地での暮らしが終わった後、今度は高地に行って1年間を父方の親族と暮らすことになった。

牡鹿を捕まえるために、長い間じっと息を潜めていたが、疲れも限界に達し息を吐いてしまったことで鹿の捕獲に失敗した時、親族からは「息を止めることを学ばなければならない」と言われた。

Wee Gillisは息を止める練習を行い、肺はさらに強く鍛えられた。

 

その1年も終わったある日のこと。

低地に住むか高地に住むか決めなければならない時がきた。

それぞれの地方から叔父がやってきて決断を迫られた時、ある男が現れる…。

そして、この後…。

 

Robert Lawsonさんの白黒のイラストがクラシックな雰囲気を醸し出しています。

最後のオチもユーモアがあって笑えます。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Munro Leafさんが文を、Robert Lawsonさんがイラストを手掛けた他の絵本として、以下の作品もありますので、合わせてご紹介させていただきます。

erelc.hatenablog.com

 

また、この絵本は、コールデコット・オナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。

他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

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最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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