タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

伝説のボクサーの生い立ちからの生涯を扱った、OBWシリーズから『Muhammad Ali』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、伝説のボクサーの生い立ちからの生涯を扱った、Oxford Bookworms Library(OBW)シリーズのノンフィクションの英語読本をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Andrea Sartoさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Muhammad Ali』です。

 

YL 2.6~2.8程度 語数は7,419語 Lexile: 650L

シリーズ:Oxford Bookworms Library [Factfiles] のStage 2(OBW2)【700語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

蝶のように舞い蜂のように刺す」というボクシングスタイルで、世界中の人々から知られ、愛されたMuhammad Aliの生涯を700語レベルの英語で著した本です。

 

この本では、

1942年1月17日にケンタッキー州ルイビルで生まれた時から、

パーキンソン病を患いながらも世界平和のために尽力した晩年まで、

その生涯が扱われています。

 

具体的には、

少年時代に黒人差別が根強く残るルイビルでレストランで水ももらえなかった体験の記憶をその後も強く持ち続けることになること、

12歳の時に自転車を盗まれた際に警察官のJoe Martinに話しかけたことがボクシングを始める契機となったこと、

練習では努力を重ねて頭角を現し、ローマオリンピックでは金メダルを獲得したこと、

イスラム教に改宗し名前をMuhammad Aliに変えたこと、

当時の世界王者Sonny Listonへの対戦前の挑発や勝利など

が前半に書かれています。

 

後半には、

ベトナム戦争に際して軍に入ることを拒否し国民から批判を浴び、ボクシングができない時期があったこと、

次第に情勢が変わり、Aliのとった行動に理解者が増えたこと、

ライバルFrazierとの「世紀の一戦」を交えたこと、

最強のボクサーForemanとのザイールで世界戦を行ったことなど

についてふれられています。

 

アメリカにおける人種差別、ベトナム戦争という時代情勢にありながらも信念を貫き、自らのスタイルで世界中の人々を魅了し、晩年は病を抱えながらも世界平和に貢献した偉大な人間の凄味を感じられます。


Pearson English Readersから刊行されている『MUHAMMAD ALI』(2,451語 YL 1.1)よりも多くの分量で書かれていて、より充実した一冊です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

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このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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