こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、イギリスの文豪Charles Dickensさんによる名作を気軽に英語で読みたい方向けの、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、イギリスの文豪Charles Dickensさんが著した名作を1,000語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『A Christmas Carol』です。
YL 3.2~3.4程度 語数は10,385語 Lexile: 710L
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 3(OBW3)【1,000語レベル】です。
本の内容のご紹介
19世紀に著されたイギリスの文豪Charles Dickensさんによる中編小説で、世界中で時をこえて読み継がれている名作を、1,000語レベルの英語でリトールド(簡易化)したものです。
主人公の初老の商人であるScroogeは、唯一の関心はお金だけという、無慈悲で冷酷でケチな守銭奴。
人の心の温かみや団欒、思いやりといった感情は持ち合わせておらず、自分の事務所で雇っているBob Cratchitに対しても安い給料で厳しく働かせていた。
当然、取引相手の商人からの信頼などなく、本人も友人などいないことなど気にせず、ただただお金のためだけに仕事をしていた。
そして、クリスマス・イブの夜のこと。
事務所を閉めて家に帰ると、玄関先のノッカーが7年前まで共同経営者として共に仕事をしていたJacob Marleyの顔のように見えた。
何か違和感を感じながら、家の中に入ると、ベルが鳴り出したり、暖炉のタイルにMarleyの顔が浮かんで見えたりした。
そして、鎖を引きずりながらScroogeのもとにやってきたのは、Marleyの亡霊であった…。
彼は、生前の金銭欲や物欲に取りつかれた生前の行いのために重い鎖に縛られており、彷徨い続ける運命にあることをScroogeに諭す。
そして、これからScroogeのもとに、3人の精霊がやって来ることを告げたのだった…。
そして、Marleyの亡霊が予告していた時間ぴったりに最初の精霊「過去のクリスマスの霊」がScroogeのもとにやって来るのだが…。
Scroogeは、「過去のクリスマスの精霊」「現在のクリスマスの精霊」「未来のクリスマスの精霊」に導かれながら、次第に考えを変えていく…。
とにかく素敵なお話です。
原文ではないですが、やはりストーリーが持っている力に引き込まれながら、グイグイと読み進められます。
特にクリスマスの頃に読みたい作品ですね。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本は、日本でも『クリスマス・キャロル』の邦題で和訳も多数出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます!
また、このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!