こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、パンデミックを経験した今、読みたいGraded Readerをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Hudson Murrellさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Great Plague』です。
YL 2.8程度 語数は1,251語
シリーズ:World History ReadersのLevel 5 (WHR5)【2,000語レベル】です。
本の内容のご紹介
本書は、17世紀に当時の人口の30%から60%の人を死に至らしめた"Black Death"(黒死病)の状況、対応などについて、平易な英語で学べるGraded Readerです。
本書で書かれていることは、
- 黒死病の症状として体中の痛みやできもの、腫れ、目まいなどを伴い、発病後数日後に激しい痛みとともに亡くなるということ、
- 1665年に状況が非常に悪くなり、ロンドンでは1日に7,000人も亡くなることがあったこと、
- 発病した人は40日間の隔離をさせたこと、
- ロンドンはロックダウンされて閉じられたこと、
- その状況の中でロンドンから外に出られた人は多くのお金を協会に払える富裕層
であり、貧困層は過酷な状況で過ごさなければならなかったこと、 - 犬や猫が病原と関係すると考えられ毒殺されたこと、
- しかしこの対応が市内のネズミを増やしたこと
などが書かれています。
COVID-19を経験し、現代のパンデミックへの対処を学んだ今、過去の対処を興味深く読める本です。
本書には朗読CDも付属しているので、多聴もできます!
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
WHRシリーズのまとめ記事(シリーズ紹介記事)は、以下にありますので、よろしければ併せてどうぞ!
WHRシリーズの本としては、以下をご紹介したことがあります。
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!