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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、「万能人」の生き方と業績を平易な英語で読みたい方にお薦めの、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからのノンフィクションの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Alex Raynhamさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Leonardo da Vinci』です。
YL 2.6~2.8程度 語数は7,033語 Lexile: 860L
シリーズ:Oxford Bookworms Library [Factfiles] のStage 2(OBW2)【700語レベル】です。
本の内容のご紹介
Leonardo da Vinciといえば、Mona Lisaなどの絵画で知られる芸術家であるが、建築、音楽、解剖、工学にも深い知識を持ち、「万能人」としてあまりに有名な歴史的人物である。
本書は、そんなda Vinciの人生や業績を700語レベルの英語でまとめたノンフィクションである。
フィレンツェから約35キロ離れたヴィンチ村で1452年に生を受けたda Vinci。
決して恵まれた家庭環境ではなかったため、良家が通う学校には行けなかったが、その才能はすぐに開花することになる。
画家のヴェロッキオの工房に見習いとして入ったda Vinciは、すぐに重要な仕事を任せてもらうことになる。
そして、当時として画期的な油絵画法を使う独創性を見せるとともに、医学や生物学にも関心を抱くようになった。
しばらくしてミラノに移り、あの有名な巨大な壁画「最後の晩餐」を描き上げた。
さらには彫刻でも才能を見せ、7.3mある巨大な騎馬像を粘土で仕上げた。
また、最高傑作の一つといえる「モナ・リザ」を描き上げ、その微笑みの神秘さは現在でも話題を呼ぶものである。
こういった芸術とは異なる分野として、夜な夜な死体の解剖を行い、現代から見ても正確な解剖図を描いたことに加え、パラシュートの発明、橋や建築物のデザイン、タンクやマシンガンの発明等々にもふれられている。
最後にはda Vinciの残した謎のコードにもふれられている。
とてつもない強い好奇心に突き動かされながら様々な偉業を成し遂げたda Vinciの生涯を知ることができます。
Factfilesシリーズなので、教科書的なしっかりした英語が用いられています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本以外のOxford Bookworms Library(OBW)シリーズの本としては、以下なども紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!!
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!