こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回ご紹介させていただくのは、新しい環境でも、自分を大切に、自分らしく。そんなメッセージが込められた素敵な絵本です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Yangsook Choiさんが文とイラストを手掛けた絵本、『The Name Jar』です。
YL 1.8~2.2程度 語数は2,004語 Lexile: AD590Lです。
本の内容のご紹介
韓国で生まれ、育った女の子Unheiは、お父さん、お母さん、弟と一緒に、韓国からアメリカに渡りました。
空港ではお見送りに来てくれたおばあちゃんが、Unheiの涙を拭いてくれ、Unheiの名前の刻まれた印鑑を手渡してくれました。
アメリカでの学校の初日。
スクールバスで向かっていると、周りの子どもたちから名前を聞かれ、"Unhei"と答えると、からかわれてしまいました…。
からかった子どもたちとは違うクラスでしたが、これがきっかけでUnheiは自分の名前をクラスメートに明かしませんでした。
自分の名前が嫌で、アメリカ人のような名前がほしいと思っていたUnheiでしたが、お母さんや近所でお店を営むKimおじさんから、Unheiは素敵な名前であると励まされます。
クラスメートたちは、"name jar"を用意し、その中にUnheiのアメリカでの名前の候補の紙を入れておきました。
そんな中、Unheiに共感的な一人の男の子がUnheiに話しかけます。
そして、これが大きなきっかけとなったのでした。
さあ、この後の展開は…?
文化も言葉も大きく異なるところで新しい生活をすることは、決して容易なことではありません。新しい環境でも、自分を大切にして、自分らしく生きていくことを学んでいく女の子を描いた、素敵なお話です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本に代表される、世界の文化や慣習などをテーマにした本をこれまでも紹介してきました。以下のカテゴリーから検索できますので、気になれば、合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!