こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、1976年のコールデコットオナー賞受賞作『Strega Nona』など、多くの名作絵本を世に残され、2020年に亡くなられた、アメリカ人作家、イラストレーターTomie dePaolaさんの自伝的作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、『The Art Lesson』です。自らの名前に近いTommyという少年を主人公にした、自伝的作品です。
YL 1.6~2.0程度 語数は1,019語 Lexile: AD590Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
この本の主人公は、表紙に描かれたTommy少年。絵を描くことが大好きで、将来は画家になることを、小さい頃から決意していました。
美術学校で学ぶ、年上のいとこからも絵を学び、絵を描くというのは、真似事ではなくて、たくさん練習することだという、美術のいろはを学びます。
Tommyが描くたくさんのイラストは、家族があちこちに貼ってくれました。
あまりに絵を描くことが好きだから、シーツにまで描いて怒られることも…。
そして小学生になり、待ちに待った美術の時間。
誕生日プレゼントにもらった、たくさんのクレヨンを持っていきますが、他の生徒と違うからダメと言われてしまい、美術の先生からは、まずは先生の絵の真似をするようにと言われてしまいます…。
でも、この後…。
後の偉大なイラストレーターとなる少年時代を回想的に描いた絵本です。
「日本の学校は個性を認めない、アメリカの学校は個性を認める」などと、対立的によく言われますが、少なくとも当時のアメリカの小学校は、「みんなと一緒」が求められていたことも、新たな発見でした。
もしご関心があれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまでに英語の絵本を紹介しています。もしご関心がありましたら、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬