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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、祖国韓国に暮らす祖母と、異国に暮らす孫との手紙での交流を描いた温かい絵本をご紹介させていただきます。
2000年のキーツ賞(作家部門)を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Soyung Palさんが文を、Susan Kathleen Hartungさんがイラストを手掛けた絵本、『DEAR JUNO』です。
2000年のキーツ賞(作家部門)を受賞した名作です。
YL 1.4~1.8程度 語数は925語 Lexile: AD500Lの本です。
本の内容のご紹介
この本の主人公の少年Junoは、両親とともに祖国韓国を離れて(おそらくアメリカと思われる地で)暮らしています。
そんなJunoがたびたび思うのは、韓国で暮らしている祖母。
夜空に飛ぶ飛行機を見かけては、韓国から来たものではないのかと思いを馳せていた。
この日、Junoが大切に持っていたのは、祖母から届いた手紙。
中にはハングルで書かれた手紙に加え、祖母と猫が写った写真と、一輪のお花が入っていた。
Junoは、ハングル文字は読めないが、きっと新しく猫を飼うことになったこと、お花は家の庭で新しく育てたものであることは、察しがつく。
Junoは、返事の手紙として、絵を描き、大きな葉っぱを入れて送る。
そして、祖母からほどなく届いた手紙には、色鉛筆、2匹の猫が写った写真、そしておもちゃの飛行機が入っていた。
そう、祖母はJunoにもっと絵を描いてほしいし、猫がもう1匹増えたこと、そして、Junoのもとに来ることがわかった…。
文字が読めなくても、祖母と孫の間で気持ちが通じ合う交流が、とても温かな気持ちにさせてくれる絵本です。
気になれば、このキーツ賞受賞作品を読んでみてくださいね!
最後に
この本は、キーツ賞を受賞した作品です。「キーツ賞って何?」と思った方は、以下の記事も参照してみてください!
キーツ賞を受賞した作品としては、以下のような本があります。
erelc.hatenablog.comerelc.hatenablog.com
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!