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今回は、ガンジーの孫が祖父との思い出を語った絵本をご紹介させていただきます。2015年のキーツ賞(イラストレーター部門)を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Arun GandhiさんとBethany Hegedusさんが文を、Evan Turkさんがイラストを手掛けた絵本、『Grandfather Gandhi』です。2015年のキーツ賞(イラストレーター部門)を受賞した名作です。
YL 2.6~3.0程度 語数は1,478語 Lexile: 600Lの本です。
本の内容のご紹介
ガンジーの5番目の孫として1934年に生まれたArun Gandhiさんが、
Bethany Hegedusさんの呼びかけに応じて著した本です。
Arunさんが12歳から2年間暮らした、ガンジーの住むSevagramでの
生活の思い出を回想して一人称で書いています。
- Sevagramについてガンジーに挨拶すると、にっこり笑い抱き寄せてくれたこと
- 駅からガンジーの小屋まで歩いてきたことを伝えると、誇りに思うとガンジーが言ってくれたことが嬉しかったこと
- ガンジーに師事する人が350人もいて、なかなか近づいたり話したりはできなかったこと
- 朝は4時に起きて、家事をしたこと
- 家事の後は勉強もしたこと
- 一度一緒に散歩に行くことができたこと
- ある日、サッカーをしていて喧嘩になってしまい、とてもおじいちゃん(ガンジー)のように穏やかで平和になれないと思ってがっかりしたこと
などが回想されて書かれています。
ガンジーの孫から見たおじいちゃんの姿を知れるというだけで貴重な絵本ですよね!
本書には、最後にArunさんがガンジーから得た教訓、
"Live our lives as light."
が紹介されています。
この意味が気になれば、是非、このキーツ・オナー賞受賞作品を手に取ってみてくださいね!
最後に
この本は、キーツ・オナー賞を受賞した作品です。「キーツ賞って何?」と思った方は、以下の記事も参照してみてください!
キーツ・オナー賞を受賞した作品としては、以下のような本があります。
また、右側のサイドバーの中で気になるカテゴリーがあれば、クリックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!