こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
以前、このブログで、完全に大人向けのシュールでシニカルな英語の絵本として、以下をご紹介させていただきました。
今回は、この本の続編として一緒に楽しみたい、もたもや大人心をクスっとさせてくれる絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Avery MonsenさんとJory Johnさんが文を、Avery Monsenさんがイラストを手掛けた絵本、『All My Friends Are Still Dead』です。
YL 1.4~1.6程度 語数は542語の本です。
本の内容のご紹介
恐竜が表紙に描かれ、"All my friends are still dead."と書かれた本書の表紙。
前作の『All My Friends Are Dead』と同様にインパクトがありますね~。
本書は、前作以上に大人がクスっと笑えるユーモアがきいた絵本です。
いくつか例を挙げると、次のような英文がイラストともに書かれています。
- 天国にいる男性が描かれ、まだ生きている人たちがこちらに来ることが待ち遠しそうな表情で、"All my friends are still alive."
- 豚が描かれ、"All my friends are bacon."
- パソコンの前でSNSをしている男性が描かれ、"Most of my friends defriended me."
- ドンキーコングが描かれ、"All my friends are total disasters."
- ゴジラが描かれ、"I think I mash buildings because my father was distant."
- 青虫が描かれ、蝶々になった友人を思い浮かべ、"All my friends have really changed."
とくに傑作なのは、「友情(friendship)」とは何かをプログラムされていなけれど、友だちがいない状況を寂しく感じているコンピュータ。
何だか、愛おしくなってしまいます。
まるで紙芝居風のコントを見ているようで、大人であればくすくす笑ってしまうこと間違いなし!の本です。
ただ、結構風刺がきいているので、子どもには読ませたくない(!?)ものも含まれているかもしれません。
Amazonのレビューで、世界中から1,200 件以上もついている絵本です。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
Jory Johnさんによる作品としては、以前以下の絵本もご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
このブログでは、これまでたくさんの多読図書や絵本をご紹介してきました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!