こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日米の野球観戦を並列して描いた、日本人にも嬉しい英語の絵本をご紹介させていただきます。2014年のキーツ・オナー賞(イラストレーター部門)を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Aaron Meshonさんが文とイラストを手掛けた絵本、"Take Me Out to the Ball Game"ならぬ、『TAKE ME OUT TO THE YAKYU』です。
YL 0.4~0.6程度 語数は269語 Lexile: AD480Lの本です。
本の内容のご紹介
タイトルに"yakyu"(野球)が入っていて、思わず手に取ってしまいたくなる本書。
少年の日本とアメリカでの野球観戦を並列して描いた絵本です。
ストーリーとしては、おじいちゃんに連れられて、日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの試合観戦をしたというシンプルなもの。
本書の構成はユニークであり、見開き2ページのうち、左のページはアメリカでの試合観戦、右のページでは日本での試合観戦が描かれ、両国での試合観戦が同時進行のように進んでいく構成になっています。
並列で描くことによって、アメリカで観戦する時の食事定番としてホットドッグなどが描かれ、日本で観戦する時の定番として枝豆や蕎麦(!)が違いとして描かれていたり、7回になった時にアメリカでは"Take Me Out to the Ball Game"を歌い、日本では風船を飛ばすといった違いが描かれていたりします。
所々に、ji ji(じいじ:おじいちゃん)、sokkyu(速球)、kattobase(かっ飛ばせー)、kakiiin!(カキーン!)といった日本語も使ってくれていて、日本人にとっても親しみを持って読める嬉しい絵本です。野球好きの方に特におすすめです。
もし気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
2014年のキーツ・オナー賞(イラストレーター部門)を受賞した作品です。
最後に
この本は、キーツ・オナー賞を受賞した作品です。「キーツ賞って何?」と思った方は、以下の記事も参照してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!