こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、発想力抜群の、私たちの頭を柔らか~くしてくれるカウンティングブックをご紹介させていただきます。2009年のガイゼル・オナー賞(Theodor Seuss Geisel Award)受賞作品です。
本について
今回ご紹介する絵本は、数々の作品で受賞経験のある偉大な絵本作家、Laura Vaccaro Seegerさんが文とイラストを手掛けた、『One Boy』です。
絵本を読み始めた子ども向けの絵本に与えられる、ガイゼル・オナー賞(Theodor Seuss Geisel Award)を2009年に受賞した絵本です。
YL 0.1~0.2程度 語数は53語の本です。
本の内容のご紹介
この本の一番のコンセプトは、1~10まで覚えられるカウンティングブックです。
本の写像からは分かりにくいですが、表紙には正方形がくりぬかれ、そこから1人の少年(ONE BOY)が見える仕掛けになっています。
表紙をめくって本文最初には、1という数字とともに"ONE BOY"と書かれ、四角で切り抜かれた次のページからは、椅子に座っている1人の少年が見える仕掛けです。
それくらいであれば大したことないのですが、この本の秀逸なところは、ページをめくると、先ほど少年が見えていた四角の穴からは、前のページの"ONE BOY"の"ONE"だけが見えるようになっていて、それが全体として書かれた"ALL ALONE"の中の"ONE"として読めるようになっています。
このように、穴あきの仕掛けとともに、1~10までを楽しく学ぶことができます。
著者の発想の柔軟性には、本当に敬意を感じます。
読み聞かせや、小学生を対象にした英語授業などでも活躍しそうな絵本です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
この絵本はガイゼル・オナー賞の受賞作品です。
「ガイゼル賞って何?」とご関心のある方は、是非、以下の記事もチェックしてみてくださいね!英語を読み始めたばかりの方にお薦めの本がたくさん紹介されています。
また、今回ご紹介した本の著者のLaura Vaccaro Seegerさんの本として、他にも、以下の本をご紹介したことがあります。
さらに、カウンティングブックとしては、以下の素敵な本もありますので、よろしければ、合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬