こんにちは♪
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、白黒のイラストが印象的な、妖しい雰囲気たっぷりに描いた絵本をご紹介させていただきます。2003年にコールデコットオナー賞を受賞した絵本です。
本の情報
今回ご紹介するのは、19世紀のイギリスの詩人Mary Howattさんが書き残した1829年のポエムに、Tony DiTerlizziさんが雰囲気満点のイラストを添えた絵本、『Spider and the Fly』です。2003年に受賞したコールデコットオナー賞の証である銀メダルが表紙に輝いています。
YL 2.0~2.5程度 語数 495語 Lexile: NPの絵本です。
本の内容のご紹介
本書は、イギリス人詩人Mary Howittさんによって1829年に書かれたポエムを基にして、Tony DiTerlizziさんが、雰囲気満点のイラストを描いた英語の絵本です。
身なりをきちんとした紳士風の蜘蛛が、蝿の女性に向かって、自分の屋敷に来ないかと誘いをかける場面から始まります。
蝿の女性は、蜘蛛の屋敷の怖さは噂で知っており、そこに入ったら戻れなくなると言って、一度は断ります。
でも、紳士風の蜘蛛は、ベッドで休んで疲れを取ればいいとか、おいしいご馳走を用意するとか言って、あの手この手で、何とか蝿の女性を屋敷に引き込もうとしますが…。
このお話の最後に待ち受けていたこととは…?
白黒で描かれたイラストが、雰囲気たっぷりに蜘蛛屋敷の怖さを妖しく描き出しています。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『スパイダー屋敷の晩餐会』のタイトルで和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、この絵本は、コールデコットオナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事があります。もしご関心がありましたら、合わせてどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬