こんにちは♪
今日は休日という方も多いのではないでしょうか。いかがお過ごしですか?
前回、以下の記事で、Oxford Bookworms LibraryシリーズのStarterレベルについてご紹介しました。
他にも、魅力的なシリーズや本はいっぱいあるので、このブログでも紹介していきたいと思います。
多読では、読んだ本の記録を取っていって、自分がどの程度読んだのかをわかるようにすることがお薦めです。もしよろしければ、以下の記事もチェックしてみてくださいね♪
ただ、「読んだ本の語数やYLはどうやって調べればいいの?」と思われる方も多いかもしれません。例えば、公共図書館をご利用で多読をする場合、その図書に語数やYLのデータシールを貼っている図書館もあれば、貼っていない図書館もあります。では、データシールの貼っていないような場合、どうすればいいのでしょうか。
今回は、多読図書の語数やYLを調べるのに役立つ図書やサイトをご紹介します。
まず、一番役に立つのは、以下の『英語多読完全ブックガイド』です。
この本では、Graded Readersだけでなく、Leveled Readers、児童書や絵本まで、およそ14,000冊もの図書の語数とYLが列挙されています。そのデータベースとしての価値だけでもすごいですね。
ただ一点、この図書は版を重ねてきたのですが、最新の第4版は2013年の刊行であり、それ以降に刊行された新しい多読図書のデータが掲載されていないことです。ぜひ、第5版の刊行を心待ちにしています!
(2022年4月追記)
嬉しいことに、日本多読学会のウエブサイトに、第4版からかなり充実した語数、YLデータがアップされています! しかも無料で閲覧可能ですので、是非、チェックしてみてくださいね!
https://jera-tadoku.jp/2022-04-JERA_Booklist-220316.pdf
ここまでしっかりした情報でなくても、とりあえず多読の初期段階で使う多読図書の語数やYL情報が知りたいという方は、以下の『めざせ100万語!読書記録手帳』をお薦めします。
この本は、タイトルでわかるように、基本的には読書記録を取るための本です。記録紙がメインではありますが、この本の最後にはOxford Reading Treeや、Oxford Bookworms LibraryやCambridge English Readersなど、多読で使う代表的なシリーズの語数やYLも紹介されています。
データ量は『英語多読完全ブックガイド』とは比較になりませんが、多読の第一歩を踏み出される方で、記録紙も必要だし、とりあえずは多読で使う代表的な本やシリーズの
語数やYLデータが欲しいという方への本です。
ただ、記録紙は、検索すれば、さまざまなところで無料でダウンロードできますので、お金をかけずにYLや語数の情報が欲しいという方には、ウエブサイトがお薦めです♪
語数やYLを検索できるウエブサイトでお薦めなのが、SSS多読研究会が運営し、無料で公開している以下のサイトです。
また、ウエブサイトで他にお薦めなのは、Extensive Reading Foundation (ERF)が運営する、以下のGraded Reader Listです。
もう一つ、ネイティブの子ども向けの本や、絵本などの語数であれば、以下のRENAISSANCEのサイトがとっても便利です。
今回は、多読図書の語数やYLの調べ方についてでした。
ちなみに、多読図書シリーズや、名誉ある賞を受賞した絵本を紹介した記事もありますので、ご関心があれば合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬