英語多読において、酒井邦秀先生が100万語という分量を提言しました。
古川昭夫先生が監修、著者を務められた『やさしい本からどんどん読もう! 英語多読入門』(コスモピア)では、読んだ分量に応じて得られる感覚を、以下のように示しています(pp. 40-41)。
1万語から2万語:「多読って意外におもしろいかも!」
3万語から5万語:多読のやり方に慣れてくる。
10万語から20万語:「もしかしたら多読でイケルかも!」
1,000語くらいのやさしい学習者用のリーダー(Graded Readers)なら、休まずにラクに読める。
30万語から40万語:「英語でよめる実感を感じ始める」
返り読みしない、とばし読みができる。
100万語くらい:「自立した読み手になるためのスタート地点!」
自分が多読をする目的を振り返ってみる通過点。
300万語くらい:「多読が生活の一部に!」
これであなたも一人前のタドキスト!
自分が好きな分野や作家の本がラクに読めるようになってくる。
100万語が自立した読者としてのスタートとして位置づけられています。何だか、多読は生涯学習としてピッタリな感じがします。
私も300万語以上の多読を行いましたが、この感覚は概ね合致している感じがします。
息を長~くして、焦らずに、じっくりと多読を楽しんでいってきましょうね!
それでは、Happy Reading♬