こんにちは♪
今回は、夏の海での思い出を情感たっぷりに語った絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介するのは、アメリカの絵本作家Pam Munoz Ryanさんが文を書かれ、イラストはアメリカのMark Astrellaさんが手がけた『Hello, Ocean』です。
とても写実的で美しいイラストが印象的な表紙の絵本です。
YL 2.0~3.0程度 語数 302語 Lexile: AD600Lの絵本です。
本の内容のご紹介
表紙に描かれている5歳の女の子が、家族で海に遊びにきていた昔の日々を思い返し、一人称で語る構成をとった英語の絵本です。
グレー、緑、青。様々な色を見せる海。
琥珀色の砂浜に泡をたくさん含んだ波が打ち寄せる。
目の前いっぱいに広がる海。
耳をすませば、ライオンのように猛々しく打ち寄せる波の音。
カモメの鳴き声や、海に浮かぶボートの音も。
海に入れば水が体を包み込み、打ち寄せては引いていく。
しっとり濡れた砂浜の感触や、ぬるっとした海藻の感触も。
そして潮の香りや、肌に塗ったローションの香りが漂う。
海に入れば潮の味わいが口から伝わる・・・。
五感を使ってたっぷりと味わった海での思い出が、美しい韻律の英文で書かれています。
韻文のため、英文の中には、briny, musty, wafting, rowdy, nookなど、難易度の高い語彙も使われています。
多読用というよりも、じっくりと英文を味わいながら、子どもの頃の海の思い出に読者としても浸りながら読みたくなる絵本かもしれません。
もし気になれば、ぜひぜひ、チェックしてみてくださいね♪
最後に
このブログでは、他にも英語の絵本を紹介していますので、もしご関心がありましたら、合わせてチェックしてみてくださいね♪
今回は、Pam Munoz Ryanさんと、Mark Astrellaさんによる絵本『Hello, Ocean』のご紹介でした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬