こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Penguin Readersから刊行されている都市部に暮らす野生動物を紹介したノンフィクションをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する本は、Ben Lerwillさんが文を、Harriet Hobdayさんがイラストを手掛け、700語レベルの英語(=中学校1~2年程度で学ぶ語彙レベル)で、5,000語弱の分量に簡略化したGraded Reader、『Wild Cities』です。
YL 2.4~2.6程度 語数は4,578語 Lexile: 560L
シリーズ:Penguin Readers Level 2 (PR2)【700語レベル】の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、Penguin ReadersシリーズのLevel 2(700語レベル)のGraded Readerの1冊です。
本書は、世界の13の都市で暮らす動物たちを紹介したノンフィクションです。
本書で扱われている都市は、ロンドン、東京、ベルリン、シドニー、ワルシャワ、ケープタウン、ニューヨーク、シンガポール、パリ、北京、ムンバイ、ソウル、カルガリーの13都市です。
最初に本書の語彙レベルを超える語彙がイラストで説明された後、各都市について2~5ページずつ割かれて、そこで暮らす動物たちが紹介されています。
例えばロンドンであれば、町の穴から蜜をとって暮らす蜜蜂、テムズ川で時折みられるアシカやイルカ、夜になると町を歩くキツネ、高層ビルの上層階で巣を作って暮らすハヤブサなどが紹介されています。
続く東京では、カワウやカワセミ、カラスやハクビシンなどが町中で見られることが紹介されています。
このように、大都市の建築物や隙間や自然を利用して共存する動物たちの姿を学び取ることができる英語読本になっています。
各都市で共通して書かれていることは、以前は汚くて住めなかった川などの水場に、今では野生動物が戻ってきたこと。
環境美化に対する人間の努力が報われていることを知れて、嬉しくなりますね。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
今回ご紹介した本は、Penguin Readers(PR)シリーズの中の1冊です。
このブログでは、Penguin Readersシリーズの他の図書も紹介しており、下の記事から辿ることができます。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬