こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Bill Peetさんによる、遂に自由になったどんじり機関車のお話を描いた絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する絵本は、インディアナ出身の著名な絵本作家Bill Peetさんが文とイラスト手掛けた絵本、『The Caboose Who Got Loose』です。
YL 2.0~2.5程度 語数は1,333語 Lexile: 1190Lの本です。
本の内容のご紹介
Katyという名前のcaboose(貨物列車の最後尾の車両:どんじり機関車)がこの本の主人公です。
Katyは、どんじりでいることが嫌でした。
だって、いつも黒い煙が流れてくるし、揺れるし、うるさいから。
だから、いつか前の車両と離れて自由になりたい、それか、どんじり機関車以外のものになりたいと願っていました。
Katyは、あちこちを走りながらも、視界に入ってくる家や丸太小屋になりたいという願いを募らせていました。
でも、現実は、今にも落ちてきそうな岩盤の下を通ったり、一歩間違えれば下に落ちそうな急な崖を通ったり、真っ暗なトンネルの中を真っ黒な煙まみれになっては走ったりして、思うようにはなりません。
でもある夜。
月夜の中を出発したKaty。
昼頃になり、崖の近くの山道を通っていた時、大きく揺れたその時でした。
Katyは、前の車両とのつなぎが取れて、遂に一人になったのでした!
ただ、ブレーキ機能を持たないKatyは、山道をスピードを上げて下り、遂に脱線してしまったのでした…!
さあ、この後、Katyはどうなってしまうのでしょうか…?
続きが気になれば、是非、ご自身で読んでみてくださいね!
親しみのあるイラストと、韻を踏んだリズムのいい英語が特徴的なBill Peetさんの絵本の一冊です。
最後に
この本には、『にげだしたどんじりかしゃ』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
このブログでは、この本以外にも、Bill Peetさんの本をご紹介しています。ご関心があれば、合わせてどうぞ! まとめ記事もあります!
また、これまでこのブログで紹介したたくさんの英語の本は、右のサイドバーのカテゴリーをクリックすれば、
・著者別
・語数別
・YL別
・Lexile別
・シリーズ別
・タイトル別
で検索できます。
よろしければ、是非、他の本もチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬