こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、ゴシック様式の構造がよくわかる、建築に関心がある方にお薦めの絵本をご紹介させていただきます。
1974年のコールデコットオナー賞を受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、David Macaulayさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Cathedral: The Story of Its Construction』です。
1974年のコールデコットオナー賞を受賞した名作で、表紙に銀メダルが輝いています。
YL 4.0~5.0程度 語数は3,743語 Lexile: 1,070Lの本です。
本の内容のご紹介
驚きました。こういう絵本があって、コールデコットオナー賞に選ばれているとは。
中世のフランスを舞台に、架空のゴシック様式の大聖堂がどのように建てられたのかを詳細に書き上げた絵本で、建築系の参考書としても使えるような絵本です。
この本で描かれているのは、フランスのChutreauxに建てられた大聖堂。
架空の大聖堂ですが、当時のゴシック様式の大聖堂の建築を忠実に再現し、緻密なペン画で描いています。
基礎の掘削から石造の天井、窓の設置などの施工の手順が、工事に携わった人たちの数や規模などとともに丁寧に描かれています。
建築系の学生や、建築に関心がある方にお薦めの本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この絵本には、『カテドラル―最も美しい大聖堂のできあがるまで』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、この絵本は、コールデコットオナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他にも、この作品とほぼ同時期に受賞を受けたコールデコットオナー賞作品について紹介した、以下の記事があります。
このブログでは、David Macaulayさんの以下の絵本を紹介したことがあります。もしご関心があれば合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬