こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Bill Peetさんによる、心優しい海へびを主人公にしたお話をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する絵本は、インディアナ出身の著名な絵本作家Bill Peetさんが文とイラスト手掛けた絵本、『Cyrus the Unsinkable Sea Serpent』です。
YL 2.6~3.0程度 語数は2,063語 Lexile: AD680Lの本です。
本の内容のご紹介
Cyrusは、とても大きな体をした海へび。
でも、その怖い見た目とは反対に、性格はとても穏やか。
ただ、海を漂ってばかりの毎日に、少し刺激が欲しいと思っていた。
そんなある日、Cyrusの行動を変える一つの出来事が起こる。
海の中で出会った鮫に、弱虫(sissy)となじられてしまったのだ。
立腹したCyrusは、あろうことか鮫の言うことを真に受け、人間の乗った船を転覆させるという計画を立ててしまう。
そして、Cyrusは港まで行き、多くの人乗せて出港する一艘の船に狙いを定めた。
しかし、出港する船に向かって、「お前らは大きなトラブルに巻き込まれるぞ!」と大声で叫んだ老人の言葉が気になってしまい、船の転覆計画のことなどすっかり忘れて船の後を尾行することに決めた。
最初は順調に航路を進む船だったが、数日したところで、風がぴたりと止んでしまって動かなくなってしまったり、大きな嵐に遭ったり、海賊船が襲ってくるトラブルが発生する。
Cyrusは、そのトラブルの都度、乗員を救う行動に出る…。
鮫の言うことを真に受けてしまう純粋さと、困っている人がいればほっとけない、心優しいCyrusを主人公にしたお話を楽しめます。
気になれば、是非、この絵本をチェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『海へびサイラスくんがんばる』の邦題で和訳も出ていますので、合わせてご紹介させていただきます!
このブログでは、この本以外にも、Bill Peetさんの本をご紹介しています。まとめ記事もあります! ご関心があれば、合わせてどうぞ!
また、これまでこのブログで紹介したたくさんの英語の本は、右のサイドバーのカテゴリーをクリックすれば、
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よろしければ、是非、他の本もチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬