こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、コミュニケーション技術の発展について学べる、World History Readers(WHR)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Rob Waringさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Communication Technology』です。
YL 3.2程度 語数は1,326語
シリーズ:World History ReadersのLevel 6 (WHR6)【2,500語レベル】です
本の内容のご紹介
本書のテーマは、タイトルが示す通り、コミュニケーション技術です。
本書では、コミュニケーション技術の過去、現在、未来と時系列でその発展を学ぶことができます。
本書で具体的に書かれていることとして、
- 人類最初のコミュニケーション手段として、ドラムや煙やジャスチャーを使っていたこと
- エジプトの象形文字や表意文字、中国の漢字などが初期の文字として発明されたこと
- Gutenbergが活版印刷を発明したことで、文字を印刷できるようになったこと
- 16世紀の鉛筆の発明、19世紀のタイプライターの発明で書くスピードが速くなったこと
- 1980年代のコンピュータの発明で、文字を編集したり保存できるようになったこと
- 電報や電話やレコードプレーヤーが発明され、遠くにいる人とのコミュニケーションや、後の人に音声を残すことができるようになったこと
- ラジオ、テレビが発明され、家庭の娯楽となったこと
- インターネットが発明され、個人がウエブページ上で情報発信ができるようになったこと
- 携帯電話の発明が、様々なコミュニケーションを容易にしたこと
- 拡張現実や仮想現実、IOTなど未来のコミュニケーションスタイルが開発段階にあること
等を学ぶことができます。
書かれている内容自体は、中学生であれば十分理解できるものだと思います。
英語については、多くの語彙(2,500語レベル)が使われていますが、各ページに写真も付されていますので、YLほどは難しく感じないと思います。
本書には朗読CDも付属しているので、多聴もできます!
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
WHRシリーズのまとめ記事(シリーズ紹介記事)は、以下にありますので、よろしければ併せてどうぞ!
WHRシリーズの本としては、以下をご紹介したことがあります。
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
右のサイドバーのカテゴリーから、
- YL
- 語数
- Lexile
- シリーズ
- 著者名
- タイトル
から検索できます。
気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!