こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回ご紹介させていただくのは、1976年のコールデコットオナー賞受賞作『Strega Nona』など、多くの名作絵本を世に残され、2020年に亡くなられた、アメリカ人作家、イラストレーターTomie dePaolaさんによる作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、『Now One Foot, Now the Other』です。自らの名前に近いTommyという少年を主人公にした、自伝的作品です。
YL 1.6~2.0程度 語数は1,049語 Lexile:470Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
この本の主人公の少年Bobbyは、おじいちゃんのBobの名前にちなんで名づけられた。
おじいちゃんはBobbyをたいそう可愛がった。
実際、Bobbyが最初に発した言葉は、"Grandpa"だったし、よちよち歩きができるようにお世話したのもおじいちゃんだった。
2人でよく遊んだのは、木製の積み木を積み重ねる遊びだった。
高くまで積み重ねて、最後の積み木を置いたところで、おじいちゃんがくしゃみをして崩してしまうというのもよくあることだった。
2人は常に一緒だった。何をするにも。
2人の心は常に通い合っていた。
ところが、Bobbyが5歳の誕生日を迎えて少ししてからのこと。
おじいちゃんは発作を起こしてしまい、長く入院することになってしまった…。
そしておじいちゃんは、歩けず、話せず、そしてBobbyのことも記憶から無くなってしまったのだった…。
ところが、Bobbyが積み木で遊ぶと…。
おじいちゃんと孫との素敵な温かい思いやる気持ちが、読んでいて心地いいです。
素敵な、心に響く絵本です。
気になれば、ぜひこの絵本をチェックしてみてくださいね!
最後に
Tomie dePaolaさんの作品のまとめ記事は、以下からアクセスすることができます。もしご関心があれば、合わせてどうぞ!
Tomie dePaolaさんの作品としては、以前、下記の記事で『The Art Lesson』や、『Strega Nona』をご紹介したことがあります。こちらも、ご関心があれば、合わせてどうぞ!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬