こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回ご紹介させていただくのは、1976年のコールデコットオナー賞受賞作『Strega Nona』など、多くの名作絵本を世に残され、2020年に亡くなられた、アメリカ人作家、イラストレーターTomie dePaolaさんによる作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、『Tomie dePaola's The Popcorn Book』です。40年以上も読み継がれている絵本です。
YL 1.4~1.8程度 語数は712語 Lexile: 790Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
この本は、表紙に描かれているTonyとTinyという2人の少年を主人公にして、ポップコーンの作り方や歴史を学べる英語絵本です。
ポップコーンの「作り方」と「歴史」と2つのテーマが同時並行で進んでいく構成をとっていますが、作り方については手書き風のフォント、歴史については通常の文字フォントで書かれているので、混乱なく読み進めることができます。
本書では、ポップコーンの歴史として、ニューメキシコの洞窟で5,600年前のものと見られるポップコーンが発見されていること、1,000年前のポップコーンがペルーでも発見されていること、アルゴンキン族がイギリス人にポップコーンを紹介したこと、アメリカ中西部でポップコーンの消費量が多いこと、トウモロコシの実の水分が熱によって膨張して弾けることでポップコーンとなること、ポップコーンの中には小人が住んでいると信じられてきたこと等々が書かれています。
読んだ後には、長く人々に愛されてきたポップコーンを食べたくなること間違いなしの絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Tomie dePaolaさんの作品のまとめ記事は、以下からアクセスすることができます。もしご関心があれば、合わせてどうぞ!
Tomie dePaolaさんの作品としては、以前、下記の記事で『The Art Lesson』や、『Strega Nona』などをご紹介したことがあります。こちらも、ご関心があれば、合わせてどうぞ!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬