こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、名作『フレデリック』の世界を、めくり絵の仕掛けとともに楽しめる絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Leo LionniさんとJan Gerardiさんがイラストを手掛けた絵本、『Frederick (Leo Lionni's Friends): A Lift-the-Flap Book』です。
YL 1.0~1.5程度 語数は211語の本です。
本の内容のご紹介
『フレデリック』の絵本はご存知でしょうか?
ちょっと変わった野ネズミを描いた名作です。
コールデコット・オナー賞も受賞した作品でもあります。
この本は、野ネズミのフレデリックの世界観を、めくり絵の仕掛けとともに楽しめるボードブック型の絵本です。
秋が深まり、野ネズミたちは冬に備えて、食べ物を巣に持ち帰るのに大忙しです。
そんな忙しなく働く野ネズミの中で、ちょっと変わった野ネズミがいました。
―そう、フレデリックです。
他の野ネズミたちから、「どうして働かないの?」と尋ねられると、
「冬の日のために、お日様の光を集めているんだ」とか、
「色を集めているんだ」とか、
「言葉を集めているんだ」と返答します。
そして、冬が来ました。
野ネズミたちは最初は豊富にある食料を食べ、楽しくお話をしていましたが、次第に食べ物もお話することもなくなってきました…。
そして、冬支度の際にFrederickが言っていた言葉を思い出したのです…。
含蓄のあるとても有名なお話ですね。
本作品のストーリーはそのままに、めくり絵の仕掛けと、平易な英語で、気軽に読める、子どもや多読を始めたばかりの方にちょうどいい一冊になっています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
元祖の名作『Frederick』の絵本は、以下からどうぞ!
Leo Lionniさんの作品としては、以前、以下の本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!