こんにちは♪
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、「絵本の魔術師」の異名を持つChris Van Allsburgさんによる、ちょっと不思議な絵本をご紹介させていただきます。
本について
アメリカのミシガン州のご出身のChris Van Allsburgさん。そのイラスト、世界観にはまった方は、村上春樹さんをはじめ、日本人にも多くいるかと思います。
今回は、『The Mysteries of Harris Burdick』をご紹介したいと思います。
このセピア色のイラストを見ただけでも、Allsburgファンにとってはゾクゾクしますよね!!
YL 1.0~2.0程度 語数は191語 Lexile: AD540Lの本です。
本の内容のご紹介
この本には、背景の説明が必要です。
この本の著者のChris Van Allsburgさんが、かつて子ども向けの本の出版社に勤務していたPeter Wendersの家に訪れた時、不思議な話を耳にした。
その時から30年ほど前、Harris Burdickと名乗る男がWendersの家を訪ねてきた。彼が創作した14のお話に合うイラストを持って。
Wendersは、Burdickの描いたイラストにたちまち惹かれ、そのイラストに合うお話を持ってきてほしいと頼んだ。
Burdickは、その依頼を了承したものの、翌日姿を現すことはなく、以降、彼の姿を見た者はいないという。
本書は、Burdickが残した14の不思議なイラストと、そのイラストを説明するキャプションを、Chris Van Allsburgさんが再現したものです。
絵本の魔術師、Chris Van Allsburgさんが手掛けると、不可思議な雰囲気に包まれたイラストが一層引き立ちます。
気になれば、この不思議な絵本を手にとって、様々な想像をしてみてくださいね!
最後に
この本には、村上春樹さんの訳で『ハリス・バーディックの謎』の邦題で日本語版も出ていますので、ご関心があればこちらもどうぞ。
Chris Van Allsburgさんの作品としては、他の本も紹介した記事がありますので、よろしければ、どうぞ。
erelc.hatenablog.comerelc.hatenablog.com
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬