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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、アル・カポネをはじめ、多くの凶悪犯罪者を収容し、数々の映画の舞台にもなった、かずての連邦刑務所を要するアルカトラズ島について説明した英語児童書をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Nico Medinaさんが文を、David Groffさんがイラストを手掛けた英語読本『Where Is Alcatraz? 』です。
歴史的な場所や、観光スポットなどについて学べる英語圏の小学生を対象にした読本Where Is...シリーズの一冊です。
YL 2.8~3.8程度 語数は7,685語 Lexile: 830L
シリーズ:Where Is...の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、主にアメリカの子どもたちを対象にした児童書の中で、歴史的な場所や、観光スポットなどを紹介するWhere Is...?シリーズからの一冊です。
今回の舞台は、アメリカはサンフランシスコ市から2.4kmのところに浮かぶ小島、アルカトラズ島です。
1963年まで連邦刑務所として使用され、アル・カポネをはじめ多くの凶悪犯罪者が収容された刑務所です。以下のような映画の舞台にもなった島です。
”The Rock"の異名をとるアルカトラズ島。
この本では、
- サンフランシスコがゴールドラッシュに沸いた頃に要塞として作られたこと。
- 南北戦争の初期には軍事刑務所として利用されたこと。
- 20世紀に入り、犯罪者の増加の時代背景があり、凶悪犯罪者の脱獄不可能な刑務所としての位置づけとなったこと。
- 著名なギャングであるアル・カポネ、ジョージ・“マシンガン”・ケリーなどもここに収容されていたこと。
- 1946年に起きた、6人の受刑者が看守を襲って武器を奪って数日間の銃撃戦に発展した「アルカトラズの戦闘」が起こったこと。
- 1962年に発生した、フランク・モリスとアングリン兄弟による脱獄事件が発生したこと。
- 潮風による施設の老朽化や、高価な維持費のために1963年に閉鎖されたこと。
- 連邦刑務所閉鎖後には、先住民たちがこの島を占拠したこと。
などが書かれています。
アメリカの歴史に刻まれる刑務所。
英語の勉強もしながら、この刑務所について知りたい方は、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Who Was... / What Was... / Where Is...シリーズで、これまでご紹介した本のまとめ記事(一覧)は、以下の記事にあります!
この本のWhere Is...シリーズの姉妹編のWho Was...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下の本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬