こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、世界最大のテーマパークである、フロリダにあるディズニーワールドの概要を英語で学べる読本をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Joan Holubさんが文を、Gregory Copelandさんがイラストを手掛けたディズニーワールドをテーマにした英語読本、『Where Is Walt Disney World?』です。
Who Was...シリーズ、What Was...シリーズの姉妹編のWhere Is...シリーズの一冊です。
YL 2.8~3.8程度 語数は7,709語 Lexile: 990L
シリーズ:Where Is...の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、主にアメリカの子どもたちを対象にした児童書の中で、場所や施設などの紹介するWhere Is...?シリーズからの一冊です。
50周年を迎えた世界最大のテーマパーク、Walt Disney World Resort。
アメリカのフロリダ州にあるこのリゾートは、山手線の内側面積の1.6倍ほどの大きさを誇り、4つのテーマパークだけでなく、ゴルフを楽しめるスペースや、ホテルまで備えた、圧巻の「夢の世界」。
本書は、ディズニーワールドの成り立ち、特徴などを8,000語弱の英文量で簡潔にまとめた読本です。
最初に紹介されているのは、この夢の世界の生みの親であるWalt Disneyと、誕生の背景についてです。
具体的には、小さい頃から常に絵を描いている少年だったWaltは、明るく外交的な子どもだったこと、1923年にシカゴからハリウッドに移住し、8歳年上のRoyとDisney Brothers Cartoon Studioを始めたこと、しっかり者のRoyと遊び心に溢れたWaltの波長が合ったことなどが書かれています。
そして、建設に4年を要したディズニーワールドの完成を前に、Waltは死去してしまい、Royが完成までを見届けたことなどが紹介されています。
そして、本書中盤から後半までは、ディズニーワールドの4つのテーマパークの概要を教えてくれます。その4つのテーマパークとは、
- Magic Kingdom
- Epcot
- Animal Kingdom
- Hollywood Studios
です。
日本では、ディズニーランドとディズニーシーの2つでリゾートを構成していますが、単純計算でもその倍ですね!
それぞれのパークの概要や、Waltが込めた思いなどが本書の中心的内容になっています。
本書終盤では、次々に行われ、ゲストを飽きさせないアップデートや、周辺のホテルなどについても説明されています。
さらに、キャラクターの退場シーンや、ゴミの収集がゲストに見られて、夢の雰囲気を壊さないように、地下にキャスト専用のトンネルがあること、閉園後に掃除やメンテナンスが毎日入念に行われていることといった、運営の裏側についても書かれています。
Walt Disneyの「楽しさ」に賭ける思いの強さがすごいことを、改めて感じました。
夢の雰囲気を作るための様々な工夫、キャストへの教育、妥協を許さない向上心など、世界一のエンターテイナーの仕事から学ぶこともたくさんある本です。
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
Who Was... / What Was... / Where Is...シリーズで、これまでご紹介した本のまとめ記事(一覧)は、以下の記事にあります!
この本のWhere Is...シリーズの姉妹編のWho Was...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下の本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬