こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、スコットランドの文化、歴史、特徴など広く紹介した、Cambridge Experience Readers (CEXR)シリーズからのオリジナル作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Richard MacAndrewさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Scotland』です。
YL 3.6~3.8程度 語数は11,820語
シリーズ:Cambridge Experience ReadersのLevel 3 (CEXR3)【1,300語レベル】です。
本の内容のご紹介
私たち日本人にとって、イギリスというとロンドンを中心とするイングランド
を真っ先に思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
本書は、イングランドの北部に位置する、スコットランドの文化、歴史、特徴などをまとめた、ノンフィクションのGraded Readerです。
本書は7章で構成されています。
まず最初の章では、スコットランドがその地形的な特徴から"Highlands and Islands"と呼ばれていることや、スコットランドにある3,000フィート以上の284の山をリスト化した"Munros"があり、すべての山の登山に挑戦する人がいること、さらにはパフィンやイヌワシなどスコットランドの野生動物等が紹介されています。
第2章では、ゲール語や、キルト、やーやん、バグパイプなどのスコットランドの伝統を特徴づけるものについて紹介されています。
第3章は、ローマ人の侵攻や、イングランドと長年続いた戦争等、スコットランドの歴史に加え、『宝島』を執筆したRobert Louis Stevensonや、蒸気機関を発明したJames Watt等の歴史的著名人を紹介しています。
第4章では、映画でも登場したロズリン・チャペルや、ネス湖のネッシーなど、スコットランドにまつわるミステリーを中心に話を展開しています。
第5章はカーリングやゴルフ等のスコットランドのスポーツに、第6章はエジンバラで宿を営んでいたWilliam BurkeとWilliam Hareが起こした残忍な殺害事件などのダークサイドについて書かれています。
最後の第7章では、エジンバラ、グラスゴー、アバディーンといったスコットランドの都市が紹介されています。
イギリスを知るためには、イングランドだけでなく、スコットランドも知る必要がありますよね。
スコットランドの諸相を知ることができる英語読本です。
この本の音声は、ウエブ上(以下のURL)から無料でダウンロードできます。多聴用としても好適な本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
類書としては、以下の本もあります。
Scotland (YL 2.0~2.2; 5,150語; 890L) OBW series
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!