こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、皆から愛される世界最速ランナーの半生を紹介した、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからのノンフィクションの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Alex Raynhamさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Usain Bolt』です。
YL 2.0~2.2程度 語数は5,494語
シリーズ:Oxford Bookworms Library [Factfiles] のStage 1(OBW1)【400語レベル】です。
本の内容のご紹介
- 2008年の北京五輪で100メートル、200メートル、4×100メートルリレーの3種目で金メダル獲得
- 2012年ロンドン五輪でも同3種目で金メダル獲得。
- 2016年のリオ五輪でも同3種目で金メダル獲得。
- 2008年から2017年にかけて参加した169のレースで150回以上で優勝を収める。
- 100メートルの記録は9.58、200メートルの記録は19.19、4×100メートルリレーの記録は36.84でいずれも現時点で世界記録。
眩いばかりの実績を残した超一流のアスリートであるだけでなく、陽気さと笑顔で多くの人から愛される、ジャマイカが生んだスーパースター、Usain Bolt。
この実績に至るまでのBoltの半生を、400語レベルの英語で紹介したのが本書である。
- 記述内容としては、小さいころからよく動く活発な少年だったこと、
- クリケットを愛していたBoltの走りを見て、学校の体育祭の100メートル競技への参加を先生が勧めたことで陸上を始めるきっかけとなったこと、
- 当初は練習熱心ではなかったが、他の学校の生徒が練習を熱心にしてBoltに勝ち始めたことや、アトランタ五輪でのアメリカの陸上選手のMichael Johnsonの走りをみて感銘を受けて練習に熱が入るようになったこと
などが前半に書かれている。
本書後半では、
- 大学進学後に怪我に悩まされていた時期があったこと、
- コーチから400メートルを勧められていたが、コーチから求められた記録を達成することで100メートル競技への参加を認められるようになったこと、
- さらには五輪での活躍、世界記録の樹立、競技引退後の現在の様子
まで書かれている。
読んでみると、陽気でいつも笑顔のBoltのサクセスストーリーは、一般的な日本のアスリートのそれとは少し違うようにも感じました。
どの分野でも、一線で活躍する人の生き方を知ることは興味深いですね。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本以外のOxford Bookworms Library(OBW)シリーズの本としては、以下なども紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!!
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!