こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、イギリス人児童作家Anthony Browneさんによる、少年の妙な胸騒ぎを描いたシュールな作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、ケイト・グリーナウェイ賞など、多くの受賞歴があり、日本でもファンの多いAnthony Browneさんが手掛けた、『Changes』です。
YL 0.4~0.6程度 語数は164語です。
本の内容のご紹介
木曜日の朝。
少年Joseph Kayeの父親は、「これから状況が変わるぞ」と言い残して、母親を迎えに出かけました。
一人留守番のJosephは、何か奇妙な変化に気づいたのが朝の10時15分。
やかんに猫が混ざっています。取っ手には猫の耳、舌からは猫の足と尻尾が見えます。
台所を見回すと他に変なところはないのですが、やかんの中の猫の割合が高くなっていきます。
さらに、スリッパからは鳥の羽根が生え、洗面台には口がついているのに気づきます。
大きなソファーの下はワニっぽくなり、一人がけのソファーにはゴリラの手のようなものが見えます…。
何がなんだかさっぱりわからないJosephは、家の外に出ますが…。
最後にえがかれる「大きな変化」を控えた少年の妙な胸騒ぎを描いた、Anthony Browneさんのイマジネーションがたくさん詰まった、シュールな絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『かわっちゃうの?』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
このブログでは、Anthony Browneさんの絵本をいくつか紹介したことがありますので、以下でご紹介させていただきます。まとめ記事もあります。Anthony Browneさんが好きな方は、全部揃えたくなりますよね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!