タドキストによる英語多読ブログ

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10年ぶりに社会復帰した男をめぐるスリラー作品 CERシリーズLevel 1から『Ten Long Years』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、10年ぶりに社会復帰した男をめぐるスリラー作品で、Cambridge English Readers (CER)シリーズのLevel 1からのGraded Readerをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Alan Battersbyさんが文を手掛けた、ケンブリッジ大学出版局から出版されているGraded Reader(段階別図書)、『Ten Long Years』です。

 

YL 1.4程度 語数は4,344語 

シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 1(CER1)【400語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

話の舞台はニューヨーク。

4月のある晩のこと。

かつてニューヨーク警察に勤めた経験があり、現在は私立探偵をしているMarleyが仕事を終え、バーで飲んでいると、テーブルに相席をしてきた一人の男がいた。

 

10年ぶりに味わうというビールをその男は至福の表情で飲み干し、あまりの飲みっぷりにMarleyは一杯その男にビールを買うことにした。

10年ぶりという、何やら訳ありの男にMarleyは名刺を渡し、帰途についた。

 

すると翌日、その男がMarleyの事務所にやってきて、ある人を探してほしいという依頼をしてきたのだった。Hernandezと名乗ったその男は、Lopezという名の男を探してほしいと頼んできた。

 

聞くと、Hernandezは昔、麻薬の売買に携わり、その主要メンバーとして逮捕され、10年の服役から帰ってきたところということだった。

Lopezはその違法取引で得たお金をHernandezに渡す約束をしていたのに、姿をくらませてしまったというのである…。新しく社会でスタートを切りたいが、最初のお金がな
くて困っているということだった。

 

Marleyは、さっそくLopezという名前の男に当たり始め、食料品店を営む男の存在が浮上する。早速、そこに足を運んでみるが…。

 

この後、話は思わぬ方向に進んでいく…。

 

裏社会ともつながっている麻薬取引の犯罪者に対しては、Marleyのやや軽率とも思える行動が気になったり、最後の急進的な展開や、Lopezのその後等、気になる箇所もありますが、CERシリーズお得意のスリラー作品です。

 

なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。

[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

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また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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