こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本を舞台に1枚の写真を中心に繰り広げられるストーリーを楽しめる、Cambridge English Readers (CER)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Sue Leatherさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Big Picture』です。
YL 1.4程度 語数は3,490語
シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 1(CER1)【400語レベル】です。
本の内容のご紹介
話の舞台は東京。
Kenjiはカメラマンであったが、なかなかいい収入にありつけず、息子の学費もかさみ、生活は苦しかった。Kenjiの妻Sachikoも経済的に不満があり、2人の関係も思わしいものではなかった。
ある日、Kenjiは仕事の依頼を受けた。
その仕事とは、相撲力士のTakahanadaが、新しい恋人Kumikoとガーデンホテルに行く予定だから、その様子を撮ってほしいとのことだった。
早速ホテルに向かうが、すでに多くのカメラマンが来ていて、Kenjiはいい場所が取れなかった。仕方なく道を歩き、隣の喫茶店で軽食をとろうとしたその時、目の前にTakahanadaカップルがタクシーから降りてきた。
Kenjiはカメラを取り出し、絶好の1枚を撮ることに成功した。
大きな収入源になることを喜び、家に帰ろうとするが、帰る途中に銃を持った男に命を狙われてしまう。
そして、その後家を荒らされ、しまいには拉致されてしまう…。
その男たちの狙いは、フィルムを取り返すことだった。
一体、なぜ…?
話の舞台が日本であり、登場人物の名前も地名も馴染み深いので、読みやすく感じる一冊です。
日本人からするとやや不自然に感じる描写もありますが、それも見方を変えれば面白いかもしれません。
特に日本の警察官の対応の描写が、イギリスから見た日本人の印象の一部を反映しているようで面白く感じました!
なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。
[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!
また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!