こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Cambridge English Readers (CER)シリーズのスターターレベルから、バッグの間違いを契機に、話が小気味よく進展する読みやすい作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Richard MacAndrewさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Penang File』です。
YL 1.1程度 語数は2,067語
シリーズ:Cambridge English ReadersのStarter(CER0)【250語レベル】です。
本の内容のご紹介
舞台はマレーシアのペナン島。
ペナン島に滞在しているイギリスの王子の殺害計画の情報を入手したイギリス情報局。
凄腕の殺し屋Sergioが命を狙っているという。
この計画を阻止するために、Munroをペナン島に送り込んだ。
殺し屋Sergioは、お金のためなら人を殺すことを厭わない冷血人間であり、遠く離れた所から銃殺できる腕の持ち主だった。
マレーシアの警部AbdullahとLeeとともに、このSergioのホテルを突き止めたが、常に大男と行動をともにしていた。
ホテルの前で張っていると、大男が一人で歩きだした。
Munroは大男を尾行すると、銃を構える場所の下見に来ていたようだった。
殺害計画場所を突き止めたMunroは、このことをAbdullahとLeeに電話で報告することにした。
しかしちょうどその時、Munroのもとに大男が銃を持って乗り込んできたのだった…。
果たして、Munroは大丈夫なのか?そして、イギリス王子の運命は?
最後には、Sergioの本当の殺害動機が明らかにされ、内容に深みを与えた作品に仕上がっている。
CERでいくつも著作を持つRichard MacAndrewさんのえがくストーリーは、最後までドキドキものです。
平易な英語とアジアの風景を描く挿絵も楽しみながら読んでみて下さい。
なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。
[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!